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宮古諸島

宮古諸島は沖縄本島から南西290kmにある珊瑚礁が隆起した島々です。

宮古島と橋で繋がった4つの島(伊良部島・下地島・来間島・池間島)と航路で繋がる大神島。そして、宮古島の西約67kmに位置する多良間島・水納島が諸島に含まれます。宮古島北部には日本最大級の珊瑚礁群(八重干瀬)があり、宮古諸島全体が豊かな珊瑚礁と美しい海に囲まれています。珊瑚礁が隆起した島であるため、周囲の海岸は白い砂で覆われており、東洋一と謳われたビーチがあるほど素晴らしいロケーションを誇ります。

晴れ渡った南国の空に紺碧の水平線、そして広大なホワイトサンドシャローフラット、そんな日本離れした景色に現れるミナミクロダイ(沖縄ではチンと呼びます)やトレバリーを狙い撃ちします。それはまるでセイシェルやモルディブを彷彿とさせるロケーションであり、ワールドクラスと言えるゲームが成立する海なのです。あちこちにアマモが繁茂する白砂の底質に棲んでいるため、ミナミクロダイなどは正にシルバーメタリック、まるでボーンフィッシュのような輝きを見せます。

リーフのポイントやマングローブ帯のポイントも点在し、亜熱帯の雰囲気がたっぷり。リーフ地帯ではサイトだけでなくポッパーやシンキングラインで探る釣りはもちろん、トレバリー類のボイル待ち伏せも可能です。白砂のサーフも魚は豊富なので、サイトやボイル打ちが楽しめます。

周囲約100kmとこじんまりした島でもあるので、ポイント間の移動も5~20分、最遠でも30分と釣りの時間を沢山確保できるでしょう。

そして多良間島・水納島は宮古島からのみ空路と航路で行くことのできる小さな環礁の島。そこは大型のトレバリーやトリガーフィッシュ等などの魚種が豊富で、夢が膨らむフィールドです。

GUIDE

松本利幸 Toshiyuki Matsumoto

東京都出身。幼少の頃から近所の浅川、多摩川で釣りに親しみ、高校入学後、渓流でのフライフィッシングを始める。アルバイト代でフライタックルを買い、当時数少ない情報源であった本を読み漁り、上手くなりたい一心でひたすら渓流に通った。

大学は迷わず水産学科へ進学、魚類学を専攻し、卒論ゼミでは1年間、奥多摩の水産試験場に籠りながら毎夕方釣り、という至極の日々を過ごした。またカヌー部に所属しスラローム選手だったため、奥多摩の御岳渓流で練習・合宿と、釣りとの両立に忙しく勉学は..?

1994年海外初釣行のメキシコ・カリブ海で、1日のうちにボーンフィッシュ、ターポン、パーミット、スヌークをバラすという衝撃的な洗礼(バラシのスーパーグランドスラム!?)を受け、ソルトウォーターフライフィッシングにのめり込む。毎年の有給休暇はすべて国内・海外問わず南国への釣行に使い果たし(研究と努力と散財の甲斐あって)、メキシコ・ハワイ・モルディブ等でサイトフィッシングの経験を積み憧れの魚達を手にして、その面白さと奥深さにのめり込んでいった。国内では2拠点生活かと言われるほどに沖縄の島々へ通い詰め、サイトでの釣果を重ねるうちに宮古島の虜になり、ついに意を決して移住しガイドとして独立。

また1990年代後半よりバンブーロッド、ランディングネットのビルディングを手掛け、ショップに納入する傍らフィールドテストを重ねている。

JGFA(ジャパンゲームフィッシュ協会)会員。IGFA世界記録、JGFA日本記録(宮古島、沖縄本島でのミナミクロダイ含む)を複数獲得。

特技はカヤック・水泳・素潜り・料理。

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